SSブログ

出産のこと その3 [出産]

陣痛用の椅子に座りながら、ひたすら陣痛をやり過ごしていましたが、
恥骨に激痛を感じるようになりました。

どんな姿勢をしても、痛いのはもちろん、とても不快感が強い。
ま、骨盤近くまで降りてきたってことね。と割り切り、ひたすら耐える。

どのくらい、時がたったのか・・・。
恥骨の痛みは、相変わらずですが、痛む場所がだんだん背中側に
ずれてきた。これも、痛い、苦しい。

と、どのくらい時がたったのか、定かではありませんが、突然病室に
助産師さんと、夜勤の先生がドタバタと入ってきました。
椅子を降りて、ベッドに横になるように指示され、あっという間に酸素
マスクをつけられ、鼻で呼吸するよう指示されました。

胎児の心拍が下がって危機的状況だったようです。
そこまで深刻だったとわかったのは、翌朝の話。

この先、いつ心拍が下がるかわからないということで、椅子を使う
のはNG。ベッドで横になっているよう、指示されました。

これが、なんともつらい。
とりあえず、陣痛を耐えるために、旦那の手を握り、足でベッドの柵を
押しまくっていました。
パラマウントベッドは、かなり頑丈なんですね(笑)

NSTをつけていると、陣痛が余計につらいのですが、その時私は
ゼリーが入れてある網目の数を数えて気を紛らわせていました。
NSTをはずされて、機械を外に出すと、数えていた網目がなくなり
パニック状態に。

痛みで追いつめられると、本当にわけわからなくなるもんです。

陣痛の間隔が開いてきたな、と思ったのは明け方。
合間に寝てしまうこともあったのですが、陣痛の時間は、何故か
長くなる。90秒以上は続かないと聞いていたのに、ゆっくり90
数えても、陣痛が続いている、そんな状態になりました。

NSTの結果、陣痛はきているものの、張りが弱くなってきたとのこと。
微弱陣痛って、よくわかりませんが、私にとっては陣痛の痛みが弱く
なるのではなくて、痛みはそのまま陣痛の時間が延々続くって感じ
でした。

朝9時過ぎに、主治医の先生が来るので、診てもらうことになりました。

続く。


nice!(5)  コメント(0) 

出産のこと その2 [出産]


さて、タクシーで病院に向かったわけですが、破水時のタクシー、
まずは45Lのゴミ袋を敷き、バスタオルを四つ折りに畳んだ上に
座りました。

たまにドバッと水が出るのを不安に思いつつ、30分強で病院に到着。

まずは内診、子宮口はまだ1cmしかあいていない。
破水しているので、経過次第では、希望していた和室での分娩は難しい
可能性もあり、また、帝王切開への切替もありうるとの説明を受け、病室へ。

破水しているため、病室まで車椅子で運ばれます。

入院したのが4時過ぎ、次第に生理痛並みの痛みがやってくるようになりました。
担当の助産師さんは、検診でもお世話になった、ベテランの方でした。
まだまだ、生理痛並みのでは陣痛じゃないわよ!初産だから、24時間位で産まれれば上等よ、
などと話をし、しばし様子見。

5時頃から、あー、生理痛どころじゃないって、このことか!というレベルの痛みに。
この時点で、間隔は3〜5分。陣痛の合間はまだ余裕がありました。

そのうち、とても気持ちが悪くなり、ランチを未消化のまま吐き戻す。
6時過ぎ、晩御飯がきましたが、食べる気になれず。

ひたすら陣痛に耐えていたら、助産師さんが陣痛用の椅子を持ってきてくれました。
これでだいぶ楽になり、赤ちゃんもだいぶ降りてきてくれました。
助産師さんからも、このまま行けば、明日の朝には産まれるかも、と言われていました。

私が意識したのは、なるべくリラックスすることと、呼吸のみ。
陣痛は90秒以上は続かない、と聞いていたので、ゆっくり数をカウントしながら
気を紛らわしていました。

続く


nice!(3)  コメント(0) 

出産のこと その1 [出産]

40w6d

午前中に健診の予約が入っていました。
場合によってはそのまま入院できるように、旦那は会社を休み、
自宅で待機することになりました。

健診の結果、前回よりは子宮口も開いており、まだまだ柔らかく
なっているとのことで、引き続き自宅で様子を見ることに。

旦那とは、駅で待ち合わせてランチするとこにしました。
ランチは、出産したらしばらく食べられないということで、
四川料理の店へ。

のちに、この選択を後悔することに。

旦那の携帯の調子が悪いということで、ドコモショップで
修理の手配をし、帰宅しました。
前日に、名前は決めていたのですが、出産の兆候があまりに
ないので、帰り道、七夕超えて産まれてくるようなら
のび太と命名しちゃうぞ!と話しかけていました。

自宅に帰り、昼寝でもしようと横になった瞬間、
お腹で水風船が破裂するような、ボン!という音が
しました。

破水だ〜!!

若干焦ったものの、トイレでナプキンをあて、
病院と陣痛タクシーに連絡。
病院にとんぼ返りすることになりました。

自家用車は使わないことにした理由は色々ありますが、
出産後、これは良い判断だったと思いました。

私の出産に立ち会った旦那、ほとんど眠らずフラフラ
でしたから、あんな状態では運転するのは厳しかった
と思います。

続く


nice!(3)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。